合同会社ハービックス(Harbrix)

港湾・漁港・海岸などの沿岸構造物の設計に従事しています


ファイナンス活動の基本


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お金の問題から働かざるを得ない、仕事を辞めることができない方は多いと思います。
近年の物価高騰の影響を受けて、札幌市でふつうに生活していても、徐々に苦しくなることが実感できます。
調べたところ、2025年4月現在の日本の消費者物価上昇率は、生鮮食品を除いた総合指数で3.2%となっています。

※消費者物価指数:全国の世帯が購入する各種の財・サービスの価格の平均的な変動を測定するもの

2024年以降は日本銀行がマイナス金利政策を解除し、利上げを開始したことから預金金利が上昇する動きが見られますが、メガバンクでも0.2%程度です。
したがって、働いて給料を受け取り、銀行に預けたとしても、その価値は年間で3.0%(=3.2%-0.2%)ずつ減少していくことになります(しかも逆複利です)。

以上のことから受け取った給料は何かに投資する(=日本円以外の値上がりが期待できる何かに替える)必要があります。投資にはリスクがあり怖いという人がいますが、今後はそうも言っていられません。上記のように預金(=日本円のまま保有)では100%負けるリスクしかないのです。

また、私の取り組みのひとつに「北海道に投資して国内の食料自給率を上げる」というテーマがあります。
これから気候変動による温暖化を考えると国内の食料基地は間違いなく北海道であり、北海道に投資することで国内の食糧問題を小さくすること(=貧困をなくすこと)ができると信じているからです。
取り組みにはお金を稼ぐ必要(=ファイナンス活動)が必要となります。日々の生活費の獲得にも応用できますので参考にしてみてください。

パッと思いつくことの一つに将来高騰が期待できるビットコインに投資することが挙げられます。
気が付いた人がどれくらいいるのかわかりませんが、ビットコインの価格変動は2023年1月以降に流れが明らかに変わりました。売り込まれ大幅に下がることがなくなったのです。売り込まれても短期間でそれ以上に買い戻され価格が上がるイメージです。
(5年間を廃人のようにビットコインの価格を追ってきた感想です)

例えば、今から100万円を借金してビットコインを買ったとします(1BTC=95,000ドル,1,376万円)。支払う金利を9%と高めに仮定します。
(ビットコイン購入であれ借金であれ、会社員なら誰でもできます)
借金を5年かけて2030年までに返すとします。月々一定額を返済するとして、毎月18,770円、5年間で合計1,126,200円≒約113万円を返すこととなります。

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数式:
月々返済額 = 借入金額 × (年利 / 12) / (1 – (1 + 年利 / 12)^(-返済期間(月)))
借入金額: 1,000,000円
年利: 0.09 (9%)
返済期間(月): 5年 * 12ヶ月 = 60ヶ月
計算:
月利: 0.09 / 12 = 0.0075
(1 + 月利)^(-返済期間(月)): (1 + 0.0075)^(-60) ≈ 0.620
(1 – (1 + 年利 / 12)^(-返済期間(月))): 1 – 0.620 = 0.380
月々返済額: 1,000,000 * (0.09 / 12) / 0.380 ≈ 18,770円
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それでは、5年後に合計113万円を返済し、手元に残るものとは何でしょうか?
100万円のビットコイン…では当然ありません。

答えは、アークインベストが予想する2030年の基本ケースで約7.4倍の740万円(強気ケースでは約15.8倍の1,580万円)になったビットコインです。ここから元金を差し引くと、740万円-113万円=627万円の利益(税引前)となります。

簡単ではありますが、投資して将来リターンを得る方法を説明しました。
もちろん100%成功するわけでなくリスクはあります。投資は自己責任であり、やるかどうかは個人の自由です。

運よく上記を理解できても実行できない人がほとんどです。以前の私もその一人でした。

実行するために必要なものは続きとします。


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