
2025年6月2日、無事に合同会社を設立することができました。設立にあたっては、司法書士の先生に手続きをお願いしたため、私自身は特に作業することはありませんでしたが、定款の概要作成については自分で手掛けました。
報告した際にいくつか共通した質問を受けましたので、説明しておきます。
業務執行社員と代表社員の役割
定款において、私は「業務執行社員」として記載されています。業務執行社員は、実際に会社の運営や事業活動を行う役割を担います。経営に関する意思決定を行い、日々の業務を実行する責任があります。一方で、合同会社の代表社員は会社を対外的に代表する立場で、契約の締結や法的な責任を負う役職です。業務執行社員は代表社員も兼ねることが多く、それは私も同様です。代表社員としての役割が法律的な責任を負う位置づけであることを理解して進めています。
合同会社を選んだ理由
今回、株式会社ではなく合同会社を選んだ理由として、以下の点があります。
- 費用を抑えたかった
合同会社は株式会社に比べて設立費用が抑えられるため、初期投資を低くし、事業のスタート時にかかるコストを最小限に抑えることができました。 - 意思決定のしやすさ
合同会社は株主総会がないため、意思決定のスピードが速く、柔軟に経営を行うことができます。小規模な会社であれば、迅速に意思決定を行い、事業を進める方が有利だと考えました。
事業目的
事業目的には、以下の2つを掲げています。
- 土木工事の設計並びに設計監理に関する業務
これは、これまで私が会社員として培ってきた技術を活かし、今後の本業として力を入れていきたい分野です。 - 不動産の賃貸、売買、仲介及び管理に関する業務
こちらは、将来的に不動産投資を視野に入れての事業目的として記載しました。数年はかかりますが、この分野も着実に成長させていきたいと考えています。
今後の展望
来年の5月末までの1年間が最初の事業年度となります。これから1からスタートし、試行錯誤を繰り返しながら、少しずつ形にしていく所存です。
今後とも関係する皆様のご支援を賜りたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。